国立感染症研究所は2日、新型コロナウイルスの感染の疑いのある人に関する「検体採取・輸送マニュアル」を改訂した。同日から実施が可能となった唾液を用いたPCR検査で、唾液を採取する際には遠沈管などの滅菌容器を用いるよう求めている。【松村秀士】
改訂後のマニュアルには、発症して10日目以降の唾液について、ウイルス量が低下するとされているため、検査で主に用いる検体としては「推奨されない」と指摘している。
また、唾液を採取する方法や留意点などを追記。具体的には、遠沈管などの滅菌容器(50ml)を使って、患者に1-2ミリリットル程度の唾液を自己採取してもらう。
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