中央社会保険医療協議会は27日の総会で、注意欠如・多動性障害(ADHD)治療薬のリスデキサンフェタミンメシル酸塩製剤(販売名ビバンセカプセル20mg、同30mg)の投与期間について、6月からは1回30日分を上限とすることで合意した。同剤には薬物依存のリスクがあるため、一定の日数制限を設けることが適切だと判断した。【松村秀士】
新規の医薬品については、薬価収載の翌月の初日から1年間は、原則として1回14日分を限度として投薬・投与する制限がある。また、精神神経用剤や抗不安剤のうち、濫用などの恐れのある薬物は向精神薬に指定されており、医療保険上も処方日数の制限の規定がある。
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