2003年から06年までに医療機関でがんの診断・治療を受けた患者約8万人の10年相対生存率が57.2%だったことが17日、国立がん研究センター(国がん)の集計結果で明らかになった。19年4月9日の前回公表時に比べて0.9ポイント上昇。部位別では、前立腺が100%に近かったが、膵臓は10%にも満たなかった。【松村秀士】
18種類の部位別で、10年相対生存率が最も高かったのは、「前立腺」(97.8%)で、「乳」(85.9%)や「甲状腺」(84.1%)、「子宮体」(81.2%)も8割以上だった。
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