厚生労働省は12日の社会保障審議会・医療保険部会で、大病院受診時の定額負担の拡大についての議論を求めた。特定機能病院と4月から拡大される200床以上の地域医療支援病院の初再診時負担義務化では、666病院が対象となるが、さらに200床以上の一般病院に拡大されると新たに688病院が加わることになることを資料で説明した。対象病院拡大の方向性に反対の意見はなかった。【ライター 設楽幸雄】
大病院受診時の定額負担義務化は現在、特定機能病院86病院と400床以上の地域医療支援病院347病院、合わせて433病院が対象で、初診時5,000円以上、再診時2,500円以上となっている。
また、4月実施の診療報酬改定では、地域医療支援病院については、200床以上に拡大することが決まっており、233病院が加わって、合計666病院となる。
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