厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は6日、新型コロナウイルス感染症の患者のピーク時の外来受診者数などに関する事務連絡を都道府県、保健所設置市、特別区に出した。【新井哉】
事務連絡では、ピーク時における1日当たりの新たに新型コロナウイルス感染症を疑って外来を受診する患者数、入院治療が必要な患者数、重症者として治療が必要な患者数に関する計算式を示し、「ピーク時の医療需要の目安」として活用し、必要な医療提供体制を確保するよう求めている。
例えば、国内で患者報告数が最も多い北海道の場合、2019年住民基本台帳年齢階級別人口(19年1月1日現在)を基に計算すると、1日当たりの外来受診患者は約1万8350人、入院が必要な患者は約1万97人、重症者として治療が必要な患者は約338人となる。
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