日本介護クラフトユニオン(NCCU)は2日、組合員の勤務する介護事業所を対象にした「新型コロナウイルスに関する緊急アンケート」の中間報告を公表した。1日午後2時時点までの回答(1,117事業所)では、マスクの在庫が「すでにない」と18.8%が回答した。【齋藤栄子】
緊急アンケートは、NCCUの組合員が勤務する全国4,043の介護事業所を対象に、FAXで実施。2月28日から3月4日までを調査期間としている。
中間報告では、マスクなどの衛生用品はそろっているかとの問いに、62.7%が「そろっているが、余裕がない」、34.1%が「そろっていない」などと回答した。「そろっていない」と回答した事業所381カ所の内訳は、「マスク」(340カ所)、「消毒液」(193カ所)、「うがい薬」(59カ所)、「手袋」(34カ所)だった(複数回答)。
マスクの在庫は何日分、確保できているかを聞いたところ、「30日以内」(24.6%)、「すでにない」(18.8%)、「31日以上」(16.9%)、「14日以内」(16.6%)、「7日以内」(9.8%)、「1-3日以内」(7.3%)の順で多かった。
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