日本看護協会は26日、2020年度診療報酬改定の中央社会保険医療協議会の答申を受け、今回の改定における見解をホームページで公表した。医療従事者の働き方改革については、「医療の質を担保しながら医療現場での負担を軽減する方策が多く盛り込まれるとともに、入院医療や在宅医療における機能分化の推進を図るもの」として「一定の評価」をしている。【新井哉】
働き方改革の推進に関しては、「救急搬送看護体制加算」を取り上げ、新たに搬送件数が1,000件以上の医療機関において、救急患者の受け入れに係る看護師の複数配置が評価されたことに触れ、「看護師が積極的に救急患者に関わることは救急医療の質の向上に寄与しており、今回あらためて救急外来における看護師の役割の重要性が求められたもの」と認識しているという。
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