急性期一般入院料1の「重症度、医療・看護必要度」の基準見直しは、400床未満が対象となる基準Iが31%、400床以上に必須の基準IIは29%となった。支払側は35%と34%、診療側は基準Iは27-28%程度で基準IIは2ポイント差を求めていた。基準Iはまさに間を取った形で、基準IIは診療側の要望をかなり上回ったがやはり中間的な値となった。現行基準に対して、1ポイントと4ポイントの引き上げになる。シミュレーションの結果からは、25%程度の病院が満たせない状況だが、それほどの動きにはなりそうにない。【ライター 設楽幸雄】
看護必要度基準の今改定のポイントは、許可病床400床以上の急性期一般入院料1-6では基準IIの届出が必須となることだ。
その基準IIは、7対1看護の急性期一般入院料1が現行の25%から4ポイント引き上げられ、29%となった。
支払側が求めた34%からは5ポイント低いが、診療側が求めた25-26%からは4-3ポイント高い。両者の中間的な数値だ。
(残り975字 / 全1405字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】