厚生労働省は、薬剤師の養成の在り方や資質の向上策などについて議論する検討会を設置する方針を固めた。10日に開かれた「新薬剤師養成問題懇談会」(新6者懇)で、同省医薬・生活衛生局の安川孝志・薬事企画官が明らかにした。【松村秀士】
「新6者懇」で安川薬事企画官は、薬剤師が地域包括ケアシステムの一員としてさまざまな役割を担っているほか、医薬品医療機器等法(薬機法)の改正などによって求められる役割が変化していると説明。その上で、「今後の薬剤師の養成や資質の向上などに関する課題について検討の場を設けて議論していきたい」と述べた。新たな検討会の初会合については、「できる限り早く開始したい」とした。
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