国立国際医療研究センターは10日、中国湖北省武漢市からの帰国者を対象とした新型コロナウイルス感染症関連の疫学調査を実施することを明らかにした。帰国者に対する検診の結果から新型コロナウイルスの感染率や症状などの経過を明らかにする狙いがある。【新井哉】
同センターによると、1月29日から3月31日にかけて日本政府が手配した武漢市からのチャーター便で帰国した人が対象で、2022年3月31日までの研究期間中に記録された診療情報(症状、基礎疾患、渡航歴、接触歴、症状の経過等)、ウイルス検査の結果などを研究に使用する。 (残り186字 / 全441字)
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