CBnewsがこのほど開催したセミナー「2020年度診療報酬改定の乗り越え方」で、長英一郎氏(東日本税理士法人 代表社員)が講演し、20年度改定のポイントを紹介しました。当日(開催は1月29日)の内容を動画でお伝えします。
次ページでは、長英一郎氏の講演動画(約90分)が視聴できます。
長氏は講演の中で、今までの改定では、病院は収益拡大をメーンに考えていたと思うが、厚生労働省は利益にも着目してほしいと考えていると述べました。
例えば、今回、オンライン診療料の要件が緩和され、へき地などでの活用が広がる可能性がありますが、長氏は、オンライン診療料を活用すると、収益はあまり増えなくても、訪問の手間などが減らせ、費用も抑えられるといったことが考えられると言います。そして、今回の改定に伴い、シミュレーションをする際も、収益に加え、費用についてもシミュレーションしてほしいとし、「結果的に利益が上がるのか、下がるのかという観点でシミュレーションすることで、厚労省の考え方に合致するのではないか」と述べました。
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