厚生労働省が、2020年度の診療報酬改定に関する「これまでの議論の整理」について広く意見を募集したところ、計598件が寄せられた。このうち、20年度改定で重点課題とされた「医療従事者の負担軽減、医師等の働き方改革の推進」に関するものは133件で、「タスク・シェアリング/タスク・シフティングのためのチーム医療等の推進」に関する意見は49件。厚労省が、5日の中央社会保険医療協議会・総会に報告した。【松村秀士】
意見の募集は、1月15日から22日にかけて電子メールや郵送で受け付け、それぞれ415件、183件寄せられた。項目別の意見は延べ1,770件。職業別の意見者の内訳は、「歯科医師」が最多の50.7%を占め、次いで「その他の医療従事者」(14.4%)、「医師」(13.0%)などだった。
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