次回診療報酬改定に向けた「議論の整理」で、がん医療の評価については、遺伝性乳がん・卵巣がんに対する遺伝子検査と遺伝カウンセリングを前提にして、症状の発生していない乳房の切除、また卵巣・卵管の切除を新たに評価する。また、医療機関と薬局との連携による外来化学療法の評価の見直し、薬局から医療機関への情報提供の新たな評価などを行うことが固まった。【ライター 設楽幸雄】
がん医療の評価は、「II 患者・国民にとって身近であって、安心・安全で質の高い医療の実現」の中で、「重点的な対応が求められる分野」の第1に位置付けられ、次回改定の実施項目として7項目が挙げられている。
(残り2003字 / 全2282字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】