2020年度の診療報酬改定に向け、新しい医療技術の保険収載などを検討している中央社会保険医療協議会の「医療技術評価分科会」は9日、医療技術264件を評価の対象とする案を了承した。このうち、新規のロボット支援手術は8件。同分科会では近く、中医協の総会に検討結果を報告する。【松村秀士】
今回、同分科会の評価の対象となった医療技術は計743件で、このうち264件が診療報酬改定で対応する優先度が高い技術とされた。その内訳は、新規技術が103件、既存技術が161件。新規では、慢性心不全に対する和温療法や十二指腸局所切除術(腹腔鏡下、内視鏡併用)などが加わる。
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