厚生労働省は26日、医科と調剤の電算処理レセプトを集計した結果、医科の入院と入院外、調剤を合わせた後発医薬品の使用割合は2019年3月時点で75.1%となっていることを明らかにした。20年9月までに80%とする政府目標までは18カ月を残した段階での数値で、前倒しでの目標達成となりそうだ。ただ、医科入院外は64.3%で、依然として大きく遅れている。【ライター 設楽幸雄】
医科の入院と入院外、それに調剤を合わせた後発医薬品の使用割合は、ほぼ医療費全体の状況を示すデータとなる。
厚労省は、調剤のデータについては、電算処理分のレセプトを集計した月ごとの「最近の調剤医療費の動向」の中で、後発医薬品の使用割合を公表してきた。19年3月時点では77.7%となっている。
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