厚生労働省は26日、2019年度「最近の医療費の動向4-5月号」を発表した。対前年同期の伸び率は3.1%となり、最近5年間では15年度の3.8%に次ぐ高い伸び。ただ、5月は休日数が2日多かったため伸び率が低くなったが、休日数などの影響補正後は4-5月で5.8%増となり、15年度の3.6%増を大きく上回る。10月には消費税対応で▲0.07%の医療費改定があったが、19年度を通じた医療費も高い伸びとなっていく可能性がある。【ライター 設楽幸雄】
19年度医療費の伸び率は、4月が5.7%、5月は0.7%で4-5月平均が3.1%。4月は休日数、平日数とも変わらなかったが、5月は休日数が2日多く平日数が2日少なかった。このため、5月の伸びは低い。
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