厚生労働省は20日、「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)のC項目に組み込まれている手術などの評価期間を、2020年度の診療報酬改定で延長する見直し案を中央社会保険医療協議会・総会に示した。それへの反対意見はなかったが、C項目の1つにでも該当すれば急性期の治療が必要な患者とみなされるだけに、支払側の幸野庄司委員(健康保険組合連合会理事)は慎重な対応を求めた。【兼松昭夫】
また、診療側の猪口雄二委員(全日本病院協会会長)は、内科系疾患の重症患者への対応も適切に評価するよう訴えた。
(残り324字 / 全566字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】