調剤の対人業務の新たな評価項目として厚生労働省が再度提案した「糖尿病患者に対する調剤後のフォローアップ」と「血液検査結果の活用による処方内容の変更」は、18日の中央社会保険医療協議会・総会で、日本医師会の委員から改めて否定的な見解が示された。特に、血液検査結果の活用には、疑義照会としての評価の範囲を超えて新たに評価する意味が強く問われた。【ライター 設楽幸雄】
糖尿病患者に対する調剤後のフォローアップは、服用後に重症低血糖の恐れのあるインスリンやSU剤について、「薬の種類や用法・用量等が変更になった場合に、調剤後に電話等により服用上の注意等について改めて指導」した場合を、新たに評価しようとするもの。
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