厚生労働省は18日の中央社会保険医療協議会・総会に、調剤報酬の対人業務評価について、同一薬局利用時に薬剤服用歴管理指導料の点数が低くなる期間を6カ月から短縮すること、また新たな評価として、▽喘息患者・COPD患者の吸入薬についての医師または患者・家族の求めによるデモ機を使用した吸入指導▽退院後に簡易懸濁法を開始する患者に医師または患者・家族の求めによる簡易懸濁法の指導▽糖尿病患者に対する調剤後のフォローアップ▽血液・生化学的検査の結果の活用による処方薬の最適化-の4項目を提案した。糖尿病患者のフォローアップと検査結果の活用以外の3項目が了承された。【ライター 設楽幸雄】
厚労省が提案した調剤報酬見直しの5項目は、12月4日の総会に提案した中で了承に至らなかったもの。厚労省は、対人業務の評価を進めるため、要求された追加資料や指摘事項を踏まえた考え方の整理を加えて、再提出した。
(残り604字 / 全994字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】