政府が17日に決定した診療報酬改定で、薬価は0.99%引き下げ(医療費ベース)となった。内訳は、実勢価等改定が0.43%引き下げ、市場拡大再算定の見直し等が0.01%引き下げだ。残りの0.55%について厚生労働省は、10月に実施した消費税対応薬価改定の2020年度の影響が7カ月分あるためだとした。薬剤費ベースの改定率はまだ算出していない。【ライター 設楽幸雄】
20年度の薬価改定については、19年10月の消費税改定を踏まえた算定が必要となる。また、医療費に対する年度ベースの予算は、レセプト請求と支払時期の関係から3月スタートで翌年2月までとなる。
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