加藤勝信厚生労働相と麻生太郎財務相による2020年度予算に関する17日の折衝は、診療報酬本体の改定率について、働き方改革で救急病院勤務医への特例的な対応の0.08%を除くと、0.47%で決着、各科別内訳は、医科0.53%、歯科0.59%、調剤0.16%のいずれもプラスとなった。医科の改定率を1とすると、歯科は1.1、調剤は0.3で、これまでの配分比率が維持された。【ライター 設楽幸雄】
20年度診療報酬改定については、財政制度等審議会(財務相の諮問機関)が11月にまとめた建議の中で、診療報酬本体のマイナス改定を求め、特に調剤に関しては「全体として水準を下げる」ことを求めていた。
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