厚生労働省は13日の中央社会保険医療協議会・総会に、入院患者の薬剤適正使用の推進として、「使用ガイド付き医薬品集」(フォーミュラリー)の作成・維持を試行的に推進するため、特定機能病院を対象に評価することを論点として提示した。支払側委員の一部が強く支持、日本薬剤師会の委員も支持したが、日本医師会や病院団体委員はその推進自体には賛意を示したものの、診療報酬評価は時期尚早として強い反対姿勢を示した。【ライター 設楽幸雄】
フォーミュラリーについて厚労省は、次期改定に向けた第1ラウンドの議論の中で6月26日に、浜松医大病院、聖マリアンナ医大病院、日本海ヘルスケアネットの取り組み状況を紹介していた。
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