厚生労働省は27日、「医療従事者の需給に関する検討会医師需給分科会」(座長=片峰茂・長崎大名誉教授)の会合で、海外の医学部を卒業した医師の動向を示した。日本人で東欧の医学部を卒業した医師が増えている現状などに触れ、「マクロ需給推計の医師供給数に海外医学部卒の医師数の将来的な伸びを反映させてはどうか」と提案した。【新井哉】
この日の会合で、厚労省は、海外の医学部を卒業した医師について「徐々に増加傾向」と説明。直近の2018年の医師国家試験の合格者数は95人で、このうち53人が外国籍だったという。
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