厚生労働省は22日の中央社会保険医療協議会・薬価専門部会に提示した次期薬価制度改革に関する論点整理で、後発医薬品については、新規収載時の薬価は先発品の0.5掛けを維持し、価格帯は、現行3価格帯の中間価格帯について、上の区分から降りた品目によって加重平均値が引き上げられる場合に価格帯を増加する措置を取ることとした。また、バイオAGの薬価は先発品の0.7掛けを維持し、バイオAGが収載された先発品はG1・G2の対象とする。【ライター 設楽幸雄】
後発品の新規収載時薬価は、先発品の0.5掛け(内服薬で10品目超えは0.4掛け)を維持する方向となった。ただし、支払側からは、最終的には薬価調査の結果を見た上で判断したいとの意見もあった。薬価調査結果は、12月初旬に速報値が中医協・総会に報告される見込みだ。
(残り1259字 / 全1608字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】