経済財政諮問会議が社会保障について議論した10月28日の会議で、米バイオジェンとエーザイが共同開発し効果を確認、新薬承認を目指すと発表したアルツハイマー病新薬候補に、麻生太郎財務相が強い関心を示していたことが明らかになった。高齢者が増加していく中で、「いかに安くするか、もっと広げるか、国全体としてどうするか」を諮問会議として考えなければならないとした。西村康稔経済再生担当相は、イノベーションを促す視点も大事と発言した。【ライター 設楽幸雄】
米バイオジェンとエーザイが承認を目指すアルツハイマー病新薬候補は、諮問会議の6日前の10月22日に、両社が発表した抗Aβ抗体のアデュカヌマブだ。
(残り1054字 / 全1352字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】