中央社会保険医療協議会(中医協)の「医療技術評価分科会」は31日、2020年度の診療報酬改定に向けて、新しい技術の保険収載や収載済みの技術の再評価(増点・減点)など、医療技術の評価に関する審議をスタートさせた。各学会から提案があった計942件のうち、730件を対象に、新規保険収載や再評価の優先度を決めることで合意。医療技術評価の具体案は20年1月にまとめられ、中医協・総会が最終的に決定する。【松村秀士】
厚生労働省は31日の会合で、各学会から計942件の技術評価の提案があり、学会へのヒアリングなどを踏まえ、そのうち730件(新規290件、既収載440件)を評価の検討対象とすることを提案し、了承された。同分科会では今後、新規保険収載や再評価の優先順位を定める。
(残り511字 / 全843字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】