中央社会保険医療協議会「入院医療等の調査・評価分科会」は16日、一般病棟の「重症度、医療・看護必要度」と療養病棟の「医療区分」について引き続き議論し、また、分科会としての検討結果報告案の説明を受けた。報告案では、▽7対1の届出状況▽看護必要度IIの届出促進▽地域包括ケア病棟入院料の実績要件見直し▽データ提出加算の対象病院拡大▽DPC機能係数IIで医師主導治験実施施設や新型インフルエンザ等協力医療機関を評価-などが記載された。次回、30日に最終の取りまとめを行う。【ライター 設楽幸雄】
16日の入院医療分科会で示された報告案は、引き続き議論した一般病棟の看護必要度などと療養病棟の医療区分の部分を除いて、これまでの議論の結果を整理したもの。
報告案に対しては、一部で表現の修正や追加を求める意見があった。30日の最終取りまとめでは、それら意見を踏まえるとともに、追加で議論した結果を加える。
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