DPC病院制度は、急性期医療に対する診療内容の標準化を進めることを重要な課題としている。その観点から、各病院がDPC対象病院全体の中でどの位置にあるかについて、指標を設定して個別病院に知らせることとする。(1)医療資源投入量(2)在院日数(3)転棟した症例の占める割合(4)「手術なし」かつ「手術・処置等1なし」の症例が占める割合-の4項目。中央社会保険医療協議会・総会の了承が得られれば、2020年度から実施することになる。【ライター 設楽幸雄】
3日の「入院医療等の調査・評価分科会」で、DPC等作業グループからの報告に盛り込まれ、了承された。
標準的な在り方から大きく外れる病院について、退出ルールを検討する方向で進めている分析の中で、使用された指標だ。
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