日本医療機能評価機構は9月30日、医療事故情報収集等事業の第58回報告書(2019年4-6月)を公表した。今回の報告書の対象となっている3カ月間の医療事故情報は1,114件だった。同機構は「1年間に換算すると、昨年の報告件数4,565件とほぼ同じ程度の報告件数が予想される」としている。【新井哉】
報告書によると、報告義務対象医療機関から1,004件、参加登録申請医療機関から110件の報告があった。報告義務対象医療機関の事故の概要に関しては、「療養上の世話」が325件で最も多く、以下は、「治療・処置」(298件)、「その他」(115件)、「薬剤」(93件)、「ドレーン・チューブ」(85件)、「検査」(65件)などの順だった。
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