厚生労働省は19日に開かれた中央社会保険医療協議会の「入院医療等の調査・評価分科会」で、診療実績データの提出が不要な回復期リハビリテーション病棟入院料5・6や療養病棟入院基本料を算定している200床未満の病院について、データの提出を要件化することを提案した。データに基づくアウトカム評価を進めるためで、厚労省案に複数の委員が賛同した。【松村秀士】
厚労省によると、2012年度の診療報酬改定で新設されたデータ提出加算を算定する病院は18年12月末時点で4,425施設あり、全病院(8,357施設)の52.9%を占めている。また、回復期リハビリテーション病棟入院料の届出病床のうち、同加算を届け出ている病床の割合は62.3%で、療養病棟入院基本料の届出病床のうち、同加算を届け出ている病床は29.5%だった。
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