健康保険組合連合会(健保連)は、2017年度の特定健診受診者401万3,265人の特定健診データを基に、40-74歳の健康状態の調査結果を12日に公表した。調査で用いた健診検査項目は、腹囲判定と血圧、脂質、血糖、肝機能。腹囲判定別では、全ての年齢階層で3割以上が「肥満」だった。【齋藤栄子】
腹囲判定基準値は、▽内臓脂肪面積100平方センチメートル以上またはそれ以下でBMI指数25以上▽腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上▽腹囲が男性85cm、女性90cm以下でBMI指数25以上-が「肥満」、これらに該当しない場合が「非肥満」。
腹囲判定別の全体の割合は、「非肥満」が62.7%、「肥満」が37.3%だった。年齢階層別に「肥満」の割合を見ると、60-64歳が41.7%で最も高く、次いで65-69歳が41.6%、70-74歳が39.9%の順。最も低かったのは40-44歳の32.9%だった。
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