厚生労働省は11日に開かれた中央社会保険医療協議会の「保険医療材料専門部会」で、先駆け審査指定制度に指定された製品への評価などについて議論を促した。医療材料を対象とした「先駆け審査指定制度加算」の新設に関して、支払側・診療側の双方から慎重な意見が上がった。【松村秀士】
同制度は、世界に先駆けて開発されて早期の治験の段階で著明な有効性が見込まれる革新的な医薬品や医療機器などを指定し、優先的な審査などの支援によって早期の実用化を目指す仕組み。同制度で指定された品目のうち、保険適用された新規医療材料は2製品。このうち1製品は、迅速な保険導入に関わる評価の対象となっている。
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