大日本住友製薬は6日、英国とスイスに本社を置くロイバント・サイエンス社と、同社子会社5社の株式を取得するなどの戦略提携に関する基本合意書を締結したと発表した。米国で2019-22年度に承認が期待される複数の製品を獲得し、そのうち幾つかはブロックバスターとなることが期待されるとしている。総額3200億円を支払う予定。【ライター 設楽幸雄】
大日本住友製薬は、米国市場を中心に現在の売り上げを支えている統合失調症薬「ラツーダ」が近く特許切れを迎える状況にあり、ポスト・ラツーダ対策を当面の最重要課題としていた。
(残り467字 / 全719字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】