厚生労働省は30日、2020年度予算の概算要求をした。一般会計の要求額は、過去最大規模の総額32兆6,234億円で、前年度当初予算よりも6,593億円(2.1%)増えた。30兆円を超えたのは8年連続。このうち、「年金・医療等に係る経費」(社会保障費)は5,353億円(1.8%)増の30兆5,269億円となった。高齢化に伴う社会保障費の自然増は、政府全体で5,300億円に収めた。【松村秀士】
厚労省は今回、▽健康寿命の延伸などに向けた保健・医療・介護の充実▽安全・安心な暮らしの確保▽多様な就労・社会参加の促進-のための予算を重点的に要望。これにより、「人生100年時代」に対応した全世代型社会保障の構築を目指す。
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