社会保障審議会介護保険部会は29日、厚生労働省が次期介護保険制度改正に向けて提示した個別テーマについて議論を開始した。被保険者・受給者範囲の見直しや補足給付に関する給付の在り方、ケアマネジメントに関する給付の在り方など、「給付と負担」を巡る議論では、被保険者の年齢区分や財源など制度の枠組みの見直しを求める意見が複数あった。【吉木ちひろ】
厚労省が年末の取りまとめに向けて示した今後の検討課題のうち、給付と負担に関するものは、▽被保険者・受給者範囲▽補足給付に関する給付の在り方▽多床室の室料負担▽ケアマネジメントに関する給付の在り方▽軽度者への生活援助サービス等に関する給付の在り方▽高額介護サービス費▽「現役並み所得」「一定以上所得」の判断基準▽現金給付―の8点。
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