厚生労働省は26日、2018年度診療報酬改定に伴う事務連絡「疑義解釈資料(Q&A)その16」を都道府県などに宛てて出した。特定の医療機関が、一度に多数の遺伝子変異を調べる「がん遺伝子パネル検査」(パネル検査)を取り上げ、算定に関する見解を示している。【新井哉】
Q&Aでは、6月1日付で保険適用された「FoundationOne CDx がんゲノムプロファイル」と「OncoGuide NCC オンコパネルシステム」の2種類のパネル検査に関する見解を記載。「解析が不能のためプロファイル取得できなかった場合、再検査に係る費用は算定できるのか」との問いに対し、「算定できない」としている。
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