入院医療等の調査・評価分科会のDPC/PDPS 等作業グループは25日、DPC病棟から自院の地域包括ケア病棟に転棟した事例を分析し、「胸椎、腰椎以下骨折損傷」で手術なしでは、DPC点数の入院期間Iの8日間を超えた9日目に転棟している事例が最も多いことを分科会に報告した。入院は続くことになるが、DPC病棟で入院期間IIに移行するよりも地域包括ケア病棟の方が点数が高くなるためだ。これも、さらに分析を進めることとしている。【ライター 設楽幸雄】
DPC病棟からは退院していくのがほとんどだが、自院の他の病棟に転棟が4%ある。これを踏まえて、自院の地域包括ケア病棟に転棟した事例を2018年のDPCデータから分析した。
DPC病棟から、自院の地域包括ケア病棟に転棟した事例に限定して、「胸椎、腰椎以下骨折損傷」で手術なしの症例で分析した。
(残り863字 / 全1226字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】