日本赤十字社は、全国90病院の医療施設特別会計で経常収支赤字を続けてきたが、2019年度事業計画で黒字化を目指す。最大の要因は、消費増税に伴う診療報酬改定による入院診療収益の増で、3.6%増を見込んでいる。日赤の入院診療収益の伸びはこの2年2.3%で、それを通常の伸びとすると、10月以降には4.9%の高い伸びを見込んでいることになる。【ライター 設楽幸雄】
日赤病院の入院診療収益は、18年度決算では6899億円。前年度に比べて152億円、2.3%増だった。17年度も増加額、伸び率とも同じだった。
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