日本赤十字社は2018年度業務報告書をまとめた。全国91病院、5診療所、6老人保健施設の医療施設特別会計によると、医業収益が初めて1兆円を超えた。1兆190億円で、前年度比2.2%増。しかし、医業費用は1兆398億円で2.7%増となり、収支差額は208億円の赤字となった。赤字額は47億円拡大、悪化した。医業収支は14年度から5年連続で赤字が続いている。医療施設特会総収支も14年度に赤字となり5年連続の赤字だ。【ライター 設楽幸雄】
日赤の医療施設特別会計は、12年度と13年度には医業収支で黒字を示していた。
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