医薬分業率が2019年2月時点で75.5%となり、前年同月に比べ0.4ポイント上昇した。上昇幅が少なく前年同月比で下降したケースもあるが、60%未満は和歌山と福井の2県のみとなった。12都道県が80%以上で、分業率80%時代が近づいている。18年3月から19年2月までの18年度では74.0%だが、前年度比1.2ポイント上昇した。分業率上昇のペースは変わらず続いている。日本薬剤師会がまとめた。【ライター 設楽幸雄】
19年2月の分業率上位は、(1)秋田県89.6%(2)青森県86.0%(3)岩手県85.8%(4)神奈川県85.1%。この4県が85%を超えている。ただ、前年同月に対し、青森県と岩手県は0.2ポイント上昇したが、秋田県は0.1ポイント低下、神奈川県は同率となった。前年には、新潟県も85%を超えていたが、わずかに割り込んだ。
秋田県は、19年1月段階では90.3%を記録、初めて90%台に到達した。この時点では前年同月に比べ1.2ポイント上昇している。
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