厚生労働省は12日の中央社会保険医療協議会総会に、新たな医療技術の保険適用と、保険適用後に新たな知見が得られた場合の評価などの在り方についての考え方を提示した。革新的技術であっても有効性・安全性が既存技術と同程度であれば同等の評価とし、保険収載後の新たなエビデンスは「中立的な立場からの専門的評価」を活用して医療技術評価分科会で評価する。また、算定要件や施設基準で使用している診療ガイドラインは、学会での新たな知見などの現状を把握し反映させる。【ライター　設楽幸雄】

　医療技術の評価については、中医協下部組織の医療技術評価分科会が、各学会に新規技術や既存技術の評価の在り方について要望書の提出を求め、それを精査して、新規の保険収載や既存技術の評価見直しを行っている。

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