市場調査会社IQVIAがまとめた国内医療用医薬品市場データによると、2018年度第3四半期までは前年同期比2.2%減となった。薬価改定の影響で、年度を通じても2%程度のマイナスとみられる。10兆円台は確保しそうで、4年連続となる。一方、全体がマイナスの中、病院市場(100床以上)だけは0.5%増で、年度を通じてもプラスが予想される。【ライター 設楽幸雄】
IQVIAは医療用医薬品市場の状況を四半期ごとにまとめ公表している。19日に18年第4四半期の状況を発表。18年(1-12月)は10兆3374億円で1.7%減、2年連続のマイナスだが、10兆円台は4年連続になるとした。薬価ベースの販売状況を集計している。
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