血糖降下薬が処方された処方箋の割合は、2017年度の全処方箋8億3400万枚に対し6.9%となり、4年前の13年度から0.4ポイント増加した。血糖降下薬処方の処方箋枚数自体は12.7%増と大きく増加している。調剤された血糖降下薬の金額は4271億円で27.0%増。DPP-4阻害薬が43.9%と圧倒的シェアを占める。しかし、伸び率では14年度に発売されたSGLT-2阻害薬がほぼ10倍となり、金額も493億円で3位に入った。厚生労働省が13年度から17年度までの調剤レセプトを集計・分析した。【ライター 設楽幸雄】
血糖降下薬が処方された処方箋は、17年度5786万7855枚で、全処方箋8億3445万枚の6.9%となった。4年前の13年度の6.5%から0.4ポイント増加した。
全処方箋枚数が5.7%増の中、血糖降下薬が処方された処方箋は12.7%増と2桁の増加となっており、糖尿病患者数の増加を示すものとなっている。
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