2018年度診療報酬改定で再編された「地域包括ケア病棟入院料・管理料」のうち、点数が最も高い「入院料1」を関東・信越の10都県から届け出ていたのは、同年11月1日時点で183病院だったことがCBnewsの調べで分かった。報酬改定直後の5月1日時点の76病院から2.4倍に増えており、入院料2は約2割逆に減少していた。【長谷川チャッチャワン、兼松昭夫】
■急性期入院基本料、入院料3が1病院に
また、「急性期一般入院基本料」では、点数が最も高い「入院料1」を490病院が届け出ていた。入院料1から切り替えて届け出る「入院料2」と「入院料3」はそれぞれ25病院、1病院だった。
5月1日現在の集計では、入院料1が492病院、入院料2が11病院、入院料3がゼロだった。入院料1はこの半年間で差し引き2病院減り、入院料2は14病院の増。入院料3は千葉県内の病院が新しく届け出ていた。
入院料1-3以外では、「入院料4」220病院(5月は146病院)、「入院料5」180病院(212病院)、「入院料6」93病院(138病院)、「入院料7」86病院(92病院)の順で多かった。急性期一般入院基本料を届け出ているのは計1095病院(1091病院)=図表1=。入院料1-7のうち、入院料1の届け出が最も多く、全体の44.7%を占めている。
関東信越厚生局が公表している10都県(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野)にある病院からの届け出の受理状況をCBnews編集部が集計した。
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