2016年から36年までの20年間で人口が約1491万人(12%)減少する中、医療施設勤務医師数は6万3834人(21%)増加、人口10万人当たり医師数は37%増えて328.6人となる―。日本医師会総合政策研究機構は、16年までの過去20年間の医師数の動向を分析、そのトレンドが続くと仮定して20年後を推計した。女性医師は76%増加して構成割合は31%となる。病院医師数は増加するが、診療所医師数は減少する。【ライター 設楽幸雄】
日医総研は、「医師・歯科医師・薬剤師調査」の1996年から2016年までの20年分の特別集計を厚生労働省に申請。そのデータを基に、二次医療圏別に医師の年齢・性・施設(病院・診療所)・診療科を掛け合わせて地域の医師の現状を詳細に分析、この間のトレンドも把握した。
さらに、そのトレンドを基に20年後の状況を推計した。
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