かかりつけ医の初診時の診療機能評価として「機能強化加算」(80点)が2018年度診療報酬改定で新設された。届出が必要でその要件は、かかりつけ医機能を評価している「地域包括診療加算」や「地域包括診療料」、また「小児かかりつけ診療料」、在宅療養支援診療所や在宅療養支援病院で「在宅時(施設入居時等)医学総合管理料」を届け出ていることだ。この「機能強化加算」の届出が、スタートから半年の段階で1万3127件と1万件を大きく超えていることが分かった。【ライター 設楽幸雄】
施設基準が設定され届出が必要な点数項目で、届出数が1万件を超えるものは多くはない。
その中で、「機能強化加算」の届出は、スタートから半年で1万3000件をも超えて、1万3127件となった。全国の地方厚生局が公表している届出状況から集計した。多くが4月のスタート直後に届け出たとみられ、またその後も月を追うごとに増えていると予想される。
(残り746字 / 全1143字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】