2018年度の医療費は7月までで0.9%増と、非常に低い水準となっている。社会保険診療報酬支払基金と国民健康保険中央会の統計情報から明らかになった。診療報酬改定の年の伸び率は低めになるが、ハーボニーの登場による急増・急減があったことでマイナスとなった16年度を除くと最近では最も低い伸び率だ。調剤が3.2%減と大幅なマイナスであることが要因だ。【ライター 設楽幸雄】
18年度の医療費は、4月0.7%増、5月0.9%増と低い水準でスタート。6月に入ると前年に比べて平日数が1日少なかったこともあり、0.1%減とついにマイナスを記録した。しかし、7月は逆に平日数が1日多くなり2.2%増。今年度に入って初めて1%を超えることとなった。
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