消費税引き上げに対する診療報酬の補填不足と10%引き上げ時への対応方針について、中央社会保険医療協議会総会は26日、「医療機関等における消費税負担に関する分科会」から報告を受け、了承した。その中で、厚生労働省の樽見英樹保険局長は、補填の検証調査でのデータ誤りを改めて謝罪した。日本医師会副会長の今村聡委員は、補填状況の定期的な検証が必要と主張、支払側委員も同調した。【ライター 設楽幸雄】
消費税引き上げ分の診療報酬による補填状況調査での誤りについて樽見局長は、9月19日の同分科会で謝罪、26日の中医協総会で改めて謝罪した。分科会での謝罪も異例だったが、中医協総会で2度目の謝罪をしたのは異例中の異例だ。
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