厚生労働省の「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」(GL)について知らない人が約9割に上ることが、日本医療政策機構の「2018年日本の医療に関する世論調査」で明らかになった。調査は全国の20歳以上を対象に6月27、28の両日、インターネット上で実施し、1000人から回答を得た。【越浦麻美】
厚労省のGLは、終末期医療などに関するもの。高齢多死社会に伴い、在宅や施設での療養や看取りの需要が高まることを見据えて、18年3月に改訂された。人生の最終段階の医療・ケアについて、患者本人が家族や医療・ケアチームと事前に、繰り返し話し合うACP(アドバンス・ケア・プランニング)の概念を新たに取り入れている。
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