厚生労働省医政局医事課の奥野哲朗課長補佐は、このほど開催された「オンライン診療カンファレンス」(主催・DOC TOKYO)で、「オンライン診療の適切な実施に関する指針(以下、指針)」について解説した。厚労省では2018年度も指針の改訂を予定しており、そこではオンラインで医師の指示を受けた看護師が患者に対応する「D to N to P」(Doctor to Nurse to Patient)などについても整理する考えだ。【大戸豊】
「オンライン診療」指針は悪用の歯止めとなるか
「オンライン診療」の名称に強い違和感
■遠隔診療からオンライン診療に名称変更した背景
指針は、厚生労働省の「情報通信機器を用いた診療に関するガイドライン作成検討会」が2018年2月から3回議論し、3月末に取りまとめたもの。
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